後付けについて
いろは「ほへとが死んでも大丈夫な設定って後付けだよね?」
ほへと「しょっぱしからメタいね!確かに最初はそんな事はなかったよ!」
いろは「なんで?そのままじゃ目立たなかったから?」
ほへと「別に目立ちたいわけじゃない!そんないろはにカウンター質問!後付けってなんだと思う?」
いろは「後付け・・・後付けとは何かか!今日はそれでいこう!」
いろは「後付けとは!大体なんなのか分かるけど念の為にぃちゃん解説!」
に「久々の解説・・・」
ほへと「先週はゲストで忙しかったもんねー」
に「検索検索・・・『後から役が確定する・・・』」
ほへと「それ違う!それ麻雀!」
に「麻雀わかんない・・・今回のは『後から付け足す』っていうのが合ってるのかな・・・」
いろは「まんまだね!」
ほへと「検索する意味あったのかね!」
いろは「私たちが言う後付けは『設定』の後付けだね!でも後付け設定のない作品っていうのも少ないと思う!」
ほへと「後付けが公表される事が滅多にないよね!」
いろは「そもそもどこからが『後付け』なのか!物語を作るときまずはプロットを作るよね!」
ほへと「プロット?」
いろは「小説家志望なのにプロットを知らないの!?生きることを知らない人間と同じ位愚かだよ!?」
ほへと「そんなに愚か!?例えのスケールでか過ぎない!?」
いろは「プロットって言うのは・・・にぃちゃんお願い!」
に「えっと・・・『ストーリーの要約』だって・・・」
いろは「つまり!そうらしい!」
ほへと「いろはもあまり分かってないでしょ!?」
いろは「最近知った言葉だもん!言えば私も愚か者!」
ほへと「開き直ったよ・・・」
いろは「ストーリーの要約!話の流れをおおまかに書いて置くこと!これを基盤に物語は作られるって聞いたの!」
ほへと「そうだったんだ・・・物語作るのって難しいね」
いろは「そのプロットを書いてる途中に面白い事を考え付いたとする!それをそのプロットに書き加えたい!これはもう後付けなのか!」
ほへと「その時点ではまだ他の人に公表してないよね?なら世間的には後付けじゃないでしょ!」
いろは「世間的にはそうかもしれない!でも後付けを好まない人が作者の場合はどうか!」
ほへと「後付けを好まない作者とは!」
いろは「産まれた話をそのまま書く!後付けなんてプライドが許さない!って人も世の中には居ると思うの」
ほへと「世は広いからねー」
いろは「後付けを悪と見なす感じだね!」
ほへと「待って!そもそも後付けが悪って理由じゃない!」
いろは「でも良いこととは断言しにくいでしょ?」
ほへと「『後付け』っていう言葉が良くないんだよ!もっとポジティブな言葉に変換をすればいい!」
いろは「『後付け』を前向きに・・・?」
に「未来からの確立・・・とか・・・?」
いろは「おお!かっこいい!」
ほへと「前向きかどうかはさておきかっこいい!」
いろは「『後で考えた』というのを『未来からの』に変えて!設定を確立すると言う!そう言えば悪くないのかも!」
に「そこまで深く考えてなかったけど・・・」
ほへと「にぃちゃんよくそんな言葉思いついたね!中二病でも目指してるの?」
に「別に・・・目指しては・・・」
いろは「さてそろそろ『後付け』についての考案をまとめようか!」
ほへと「まとめるほど考案出来てないけどね!」
いろは「じゃあまとめるどころかさらに鏤めよう!ほへとの死なない理由を語ってもらう!」
ほへと「えー語るの?」
いろは「次回にね!」
に「関係ないけど・・・ぬるお居なくない・・・?」
いろは「合コンなうだって!」
に「ちょっとほへといいかな・・・」
ほへと「みんなやつあたりに僕を殺すのは良くない・・・」
に「『未来から確立』・・・!!」
ほへと「技名っぽく叫んでもやってる事はパイルドライバー!!」
いろは「ほへとが死ぬことが確立した!」