wohurのブログ

深いこと考えず喋る四人の会話をお送りします

母の日について 少し長めに

いろは「母の日だね!」

 

ほへと「母の日・・・と言っても ここに母と呼べる人はいないよ?」

 

いろは「今はいなくてもいつか私は母になる!だからなんか頂戴!」

 

ちりぬるお「難癖つけて物乞いしてるだけに聞こえるぞ!?」

 

 

ほへと「いろはよりはにぃちゃんの方がお母さんっぽくない?」

 

ちりぬるお「あー おっぱい的にな」

 

ほへと「もう母乳詰まってんじゃないの?」

 

ちりぬるお「さすがに言いすぎだ にぃが聞いたら殺されるぞ?」

 

に「大丈夫・・・もう終わってる・・・」

 

ほへと「にぃちゃん!!いきなり出てきてびっくりしたよ・・・心臓飛び出すかと思った」

 

ちりぬるお「出ちゃってる!!物理的に!!」

 

ほへと「そんなわけないじゃん・・・これはレバー・・・」

 

いろは「ほへとが死んだ!」

 

に「このレバー・・・焼いて食べてくる・・・」

 

ちりぬるお「最近ほへとがよく死ぬな・・・」

 

いろは「まあすぐ復活するでしょ」

 

ちりぬるお「死んで復活するほへとは本当に人間なのか!?」

 

いろは「人間だよ 多分ね」

 

ちりぬるお「多分なんだ!!」

 

いろは「そんなことより!母乳が今にも出そうなにぃちゃんに何か贈り物でしよっか!」

 

ちりぬるお「お前までそんなこと言ったらにぃに殺されるぞ!?」

 

に「大丈夫・・・殺すのはあくまでほへとだけ・・・」

 

いろは「そこらへんはわきまえてるね!」

 

ちりぬるお「わきまえてる とかの話じゃねえ!!」

 

いろは「まあまあ 母の日の贈り物といえば?」

 

ほへと「カーネーション!」

 

ちりぬるお「復活はやっ!!」

 

いろは「そのカーネーションが欲しい!ぬるお買ってきて!」

 

ちりぬるお「結局俺が買いに行くのか!!」

 

ほへと「そりゃこんな姿じゃ外出れないもん」

 

ちりぬるお「体に穴開いてる状態じゃな!!」

 

いろは「ただのゾンビだね!」

 

ほへと「噛み付いちゃうぞ!」

 

ちりぬるお「怖くねえ・・・このゾンビ・・・」

 

に「離れて・・・」

 

いろは「おお!ロケラン!」

 

ちりぬるお「なんで持ってんだ!!てか離れても糞もあるか室内だぞここ!!」

 

に「某ゾンビゲームなら・・・よくあること・・・!」

 

ちりぬるお「俺たちはバイオもハザードもしてねえから!!ちっちゃい雑魚敵に撃つものでもねえだろ!!」

 

に「発射!!」

 

ちりぬるお「話を聞けえぇぇぇ!!!」

 

ロケットランチャーから出た火花は、僕たちをあっという間に取り囲み、爆発した。

家は飛び、辺りは砂漠のように。何も無くなってしまった。

もうここには何もない。家も、僕たちも、僕たちが生きていた証も。

後に雨が降り、何もなかったその場所に命が宿る。その芽は少しずつ、少しずつ成長していく。

いつかその芽は花を咲かせる。赤い花だ。これが僕たちのカーネーションなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

いろは「そしてそれをにぃちゃんに送りつける!!」

 

ちりぬるお「そんなよくわかんないカーネーションがあるか!!そもそもカーネーションなのかそれは!?」

 

ほへと「僕たちが死んで滲み出た血が染みた・・・ただの雑草だよ!」

 

ちりぬるお「雑草かよ!!そもそも俺らは生きてるから!!」

 

に「ロケラン・・・ほへとに当たって・・・ほへとが爆発・・・」

 

ほへと「命中したのは僕だけ!」

 

いろは「つまりさっきのポエムはほへとの辞世の句だったんだね!」

 

ちりぬるお「辞世の句でポエム詠んじゃったか!!」

 

ほへと「楽しんで頂けたなら光栄だね!」

 

ちりぬるお「辞世の句で楽しめるか!!それを読んだ本人がピンピンしてるし!!」

 

ほへと「今日の僕は・・・多分三人目だから・・・」

 

ちりぬるお「今日だけで三人目って燃費悪過ぎない!?」

 

いろは「燃費が悪くても!ほへとが死ぬだけだからエコではあるよ!」

 

ちりぬるお「エコでもなんでもねえよ!!」

 

ほへと「それはエゴだよ!!」

 

ちりぬるお「お前それ言ってみたいだけだろ!?」

 

ほへと「うん!」

 

いろは「何はともあれカーネーションを手に入れた!」

 

ちりぬるお「待て!さっきの辞世の句だろなんで手元にある!?」

 

いろは「前もって用意されたものがこちらになります!」

 

ちりぬるお「料理番組か何かなのか!?」

 

いろは「じゃあこのカーネーションをお母さんに贈ろうか!」

 

ちりぬるお「は?にぃにじゃなくて?」

 

いろは「にぃちゃんに贈るわけないじゃん 馬鹿なの?」

 

ちりぬるお「さっきまでのやりとりは何だったんだよ!!」

 

ほへと「でもどうするの?いろはは自分お母さんのこと覚えてるの?」

 

いろは「覚えてないよ でも私がここに居るってことはお母さんだってお父さんだって居たってことでしょ?」

 

ちりぬるお「確かに・・・両親が居ないとお前は産まれてないもんな」

 

いろは「居るなら今日くらい感謝しなきゃ!たとえどんな人だったとしても!産んでくれたことに感謝!」

 

ちりぬるお「いろは・・・今日のお前はなんだかかっこいいな!」

 

いろは「かっこいい?当然!!」

 

ちりぬるお「ごめん!!やっぱうざい!!」

 

ほへと「いろはの話聞いたら僕も感謝したくなったよ!カーネーション一本貰っていい?」

 

いろは「花束だからね!どうぞ!」

 

ちりぬるお「花束だったんだ なら俺も一本貰いたい」

 

いろは「どうぞ!」

 

に「にぃも・・・」

 

いろは「はい!」

 

ちりぬるお「俺たちを産んでくれたママに!」

 

「「「「 ありがとう!!!! 」」」」

 

 

 

 

 

いろは「・・・ママ?」

 

ちりぬるお「あっ・・・しまった!!」

 

ほへと「その年になってママ呼びなのー?」

 

ちりぬるお「うるせー!!個人の問題だ!!」

 

いろは「別にママ呼びが恥ずかしいわけじゃないよね 外国だと皆『ママ』って呼んでるイメージ」

 

ちりぬるお「そうでもねえだろ!・・・多分」

 

ほへと「外国のことはわかんないねー」

 

ちりぬるお「てか今日長くね?尺大丈夫?」

 

いろは「昨日更新できなかったから!長めにお送りします!」

 

ちりぬるお「まだ続くの!?」

 

いろは「続くよー!次は何を語ろうか!」

 

に「私の出番・・・少ないことについて・・・」

 

いろは「それは仕方ない」

 

ほへと「仕方ないね」

 

ちりぬるお「無口キャラだろ?仕方ないだろ」

 

に「むー・・・」

 

ちりぬるお「可愛く見せようとするのはいいけど!ほへと二回殺したのこいつだからな!!」

 

に「すっきり・・・」

 

ちりぬるお「そうじゃねえよ!!」

 

いろは「ほへとが死んでも悲しむ人は居ないもの・・・」

 

ちりぬるお「そりゃすぐ復活するからな!!」

 

ほへと「ヘイ!カモンカモン!」

 

に「いえす・・・」

 

ほへと「ヌッハー!!」

 

いろは「ほへとが死んだ!」

 

ちりぬるお「何で殺された!?」

 

に「人が生きるのが当たり前のように・・・ほへとが死ぬのも・・・徒然なき日常・・・」

 

ちりぬるお「何かっこよさげに語ってるんだ!?」

 

に「この日常が・・・いつまでも続くといいね・・・」

 

いろは「そうだねー」

 

ほへと「僕もそう思う!」

 

ちりぬるお「いやそう思わな・・・復活はえーよ!!」

 

ほへと「そりゃもう!それしか取り柄がないですから!!」

 

ちりぬるお「そんな取り柄捨てちまえ!!」

 

いろは「次回もよろしくねー!」

 

ちりぬるお「これでおしまい!?」