wohurのブログ

深いこと考えず喋る四人の会話をお送りします

ほへとは語ることについて

ほへと「人間ってさ・・・悲しいよね」

 

ちりぬるお「どした?失恋でもしたか?」

 

ほへと「人に恋なんてしないよ あんな汚物のどこがいいのさ」

 

ちりぬるお「お前も人間だからな!?」

 

 

ほへと「どんな人間も汚いとこ見せ合うようになると思うとさ・・・汚物じゃん?」

 

ちりぬるお「なんでお前はそういう考えになる!?」

 

ほへと「産まれたての赤ちゃんだって 成長するにつれて汚くなっていくんだよ」

 

ちりぬるお「どうしてそうなる!」

 

ほへと「今は純粋な子供も 数年後には汚くなる そう思うと悲しくてね・・・」

 

ちりぬるお「お前はいつもそんなことを考えてるのか・・・」

 

ほへと「僕って昔から潔癖症でさ 汚いものは受け付けない体だったんだ」

 

ちりぬるお「急に語り始めた!?」

 

ほへと「最初はごみとか埃とか そういうものを汚いと思ってた」

 

ちりぬるお「まあ汚いわな」

 

ほへと「でも悲しいことにね 僕も成長しちゃってさ」

 

ちりぬるお「成長するのはいいことだろ?」

 

ほへと「人間の汚さを知っちゃったんだ」

 

ちりぬるお「人間の汚さ?」

 

ほへと「人間が人間を蝕む社会 人間が人間を嫌う世界」

 

ちりぬるお「言葉が重くて理解できない!」

 

ほへと「そうだ 一番汚いのはごみでも埃でもない 人間なんだ」

 

ちりぬるお「どこ向いて言ってんだ」

 

ほへと「カメラに向かって」

 

ちりぬるお「そこ説明しなくていいから!続けて!」

 

ほへと「それから人間とは接しないように生きてきたんだよね」

 

ちりぬるお「ほへー」

 

ほへと「んで ある時一人の少女に出会った」

 

ちりぬるお「ラノベみたいな展開だな」

 

ほへと「その少女に言われたこと それは僕の人生を変えてくれました」

 

ちりぬるお「また語り口調に・・・でもそれで明るい性格になったんだろ?」

 

いろは「と 思うじゃん?」

 

ちりぬるお「急に出てきたな!」

 

ほへと「いろは そのときなんて言ってくれたんだっけ?」

 

ちりぬるお「は!?少女っていろはかよ!」

 

いろは「君も人間だし立派な汚物だ! 的なこと言った気がする!」

 

ちりぬるお「最低だ!」

 

ほへと「そうそう そんな感じのことを言われて自殺しかけた」

 

ちりぬるお「何やってんのいろは!?」

 

いろは「真の潔癖症なら生きることを拒め! とも言った気がする!」

 

ちりぬるお「殺す気満々じゃねえか!?」

 

ほへと「死のうとしても案外死ねないもんでね 途方にくれてたんだ」

 

ちりぬるお「いや良かったわ・・・死んでくれなくて・・・」

 

ほへと「したらね また少女と出会ってね」

 

ちりぬるお「またか!」

 

ほへと「でもその少女は巨乳だった」

 

ちりぬるお「巨乳・・・?」

 

に「・・・なに?」

 

ほへと「にぃちゃんは言いました」

 

ちりぬるお「やっぱにぃか!」

 

ほへと「死ぬならその命 有効に使わせろ ってね」

 

ちりぬるお「にぃもまともな事言ってない!」

 

に「いや・・・そんなこと言わないから・・・」

 

ほへと「そして僕は白い布を着せられて 理不尽な死地をかいくぐって・・・」

 

ちりぬるお「・・・そんな感じの話 俺聞いたことあるぞ?」

 

ほへと「あれ 知ってた?」

 

ちりぬるお「奇妙な話にあったよな!」

 

ほへと「知ってたかー 騙せると思ったんだけど」

 

ちりぬるお「いや本当じゃなくて良かった・・・途中まで信じてたもん・・・」

 

ほへと「いや 途中までガチだよ?」

 

ちりぬるお「ガチなの!?」

 

ほへと「どうだろうね」

 

ちりぬるお「殴っていいか!?」