wohurのブログ

深いこと考えず喋る四人の会話をお送りします

ぬるお先生について

いろは「学校も通常授業が始まった頃だねぇ」

 

ほへと「僕たちに学校なんてないからねぇ」

 

に「平和・・・」

 

ちりぬるお「へこたれてるお前ら!授業を始めるぞ!」

 

いろは「・・・はいぃ?」

 

ちりぬるお「そうしないとお前らゲームかトークしかしないしな」

 

いろは「いいじゃんトーク!」

 

ほへと「いいじゃんゲーム!」

 

ちりぬるお「そんな甘ったれた生活じゃ駄目だ駄目過ぎる たまには勉強もしないと!」

 

いろは「でも私たち頭いいしー」

 

ちりぬるお「勉強もせず頭良いとかありえない!」

 

ほへと「『頭がいい』の種類が違うよ僕たち」

 

いろは「勉強で身につかない事を私たちは知っている!」

 

ちりぬるお「ほう それはなんだ?」

 

いろは「すべての物事に疑いをかけること!」

 

ちりぬるお「またよくわからない答えが・・・」

 

いろは「勉強で教わること全てが答えだと思っちゃうから!育たないこともある!」

 

ほへと「そう!答えは自分で探すものだ!」

 

いろは「ほへとも違う!」

 

ほへと「あれ!?」

 

いろは「答えなんて元からない!問いは問いを作り続ける!」

 

ちりぬるお「話が壮大になってきた!」

 

いろは「どのことも疑問に思うことが重要なのよ!答えっぽいのが見つかっても!それをまた疑問に思っていくの!」

 

ほへと「して その先に辿り着くのは?」

 

いろは「無だね」

 

ほへと「なんだー無かー」

 

ちりぬるお「いやなんだよ無って!?」

 

いろは「それを理解する時 君は大人になる」

 

ちりぬるお「子供に言われたくないわ!」

 

ほへと「話を戻すと そんなことも理解できない大人に教わることはない!」

 

ちりぬるお「ぐぬぬ・・・」

 

に「惑わされないで・・・ぬるお・・・あなたは大人なんだから・・・」

 

ちりぬるお「そうだ・・・大人に・・・逆らうな・・・っ!!」

 

いろは「駄目な大人の典型的セリフ!」

 

ほへと「これが大人と子供の関係!」

 

ちりぬるお「子供は子供らしく大人の言うこと聞いてりゃいいんだよ!」

 

いろは「聞かないよー 言う事聞かないのも子供の特権だもーん」

 

ほへと「全く子供らしくないセリフだけどねー」

 

ちりぬるお「とりあえず!一回俺の授業受けてみて!」

 

いろは「願望になっちゃったよ しょうがないなー」

 

ほへと「でも授業ってなにするの?」

 

ちりぬるお「国語だっ!」

 

ほへと「こくーご!」

 

いろは「漢字かな?教科書読む感じかな?」

 

ちりぬるお「教科書だ このページを開け!」

 

いろは「教科書ないよー」

 

に「はい・・・」

 

ほへと「用意がいいね!でも小学3年生のだこれ!?」

 

ちりぬるお「昔の教科書から習えることもある!」

 

に「このページ・・・」

 

いろは「『ちいちゃんのかげおくり』・・・って」

 

ほへと「すごい覚えてる!トラウマだ!」

 

ちりぬるお「そのトラウマを朗読してみてくれ」

 

いろは「すごく長いので3行に要約してください!」

 

ちりぬるお「え・・・うーんとだな

空に影送れるすごい!

サイレンで目覚ましたら周りが火の海こわい!

一人で影送りしてみたら私が送られたよわあい!」

 

ほへと「感動が台無しだね!」

 

ちりぬるお「俺の受け取り方だとこうなる 多少違うかもしれないな」

 

いろは「その話読んでからよく影送りしてみたなー」

 

ほへと「できるもんなのそれ?」

 

いろは「多分目の錯覚だろうね 影の暗さが目に残って青空向いてもうっすら見える・・・的な」

 

ちりぬるお「そこ!夢のない話をしない!」

 

いろは「はいー」

 

ほへと「私語じゃないんだ・・・」

 

ちりぬるお「つまり!この話で伝えたいのは!」

 

いろは「戦争怖いってこと?」

 

ちりぬるお「確かに怖いがそれ以上にもっと教わることあるだろ!多分!」

 

ほへと「多分ってなんですか先生!」

 

ちりぬるお「もっと話の解説をしたいとこだが・・・そろそろ記事がいっぱいになるのでな」

 

いろは「解説めんどくさいだけでしょう!先生!」

 

ほへと「そもそも記事がいっぱいになろうが気にしないでしょ!」

 

ちりぬるお「今日の授業は終わり!また今度!」

 

いろは「ただ懐かしい話持ってきただけだこいつ!」

 

ほへと「先生やってみてどうだった?ぬるお?」

 

ちりぬるお「先生・・・難しいわ」

 

いろは「先生になってみたかっただけ?」

 

ほへと「まー憧れるのはわかるけど実際大変でしょ」

 

ちりぬるお「でも楽しい!また今度やろうな!」

 

いろは「楽しかったんだ」

 

ほへと「問題児だらけのクラスが誕生しそうだね」