wohurのブログ

深いこと考えず喋る四人の会話をお送りします

王様ゲームについて

いろは「王様ゲーム!」

 

ちりぬるお「前回から続いてんの?」

 

いろは「私たち子供が王様ゲームをするとどうなるかやってみたい!」

 

ちりぬるお「俺も子供扱いかな?」

 

いろは「というわけで早速くじを・・・」

 

ちりぬるお「待て やるのはいいけど抱きつくとキスとかは抜きな」

 

いろは「それ以上は!?」

 

ちりぬるお「駄目に決まってんだろ」

 

ほへと「てかそもそも王様ゲームって?」

 

ちりぬるお「ほへと知らないのか」

 

いろは「純粋だねーユニコーンだねー」

 

ちりぬるお「純粋なことをユニコーンと称すのはおかしい」

 

いろは「王様ゲームとは!くじであたりを引いた人が王様で!引けなかった愚民共に裁きを下す!」

 

ちりぬるお「そんな恐ろしいゲームじゃねえから!」

 

ほへと「愚民共をジャッジメントするゲーム!楽しそう!」

 

ちりぬるお「そういうのじゃない!あたりを引けなかった人に命令を出すゲームだから!」

 

ほへと「命令・・・死ねと言えば・・・」

 

ちりぬるお「ダメ 絶対」

 

ほへと「ジャッジメントできない・・・!」

 

ちりぬるお「するな!」

 

いろは「くじを用意したよ!引いて引いて!」

 

ちりぬるお「用意が早いな・・・はずれか」

 

ほへと「僕もはずれだ」

 

いろは「んじゃ残るは2分の1!・・・ダメでした」

 

に「・・・え?にぃも参加してるの・・・?」

 

ほへと「もちろん!さぁわれらに裁きを!」

 

ちりぬるお「ほどほどにな・・・?」

 

に「じゃあ・・・ぬるお・・・」

 

ちりぬるお「俺かよ・・・」

 

に「肩叩き・・・お願い・・・」

 

いろは「えー?そんなもんでいいのー?」

 

に「いいの・・・」

 

ちりぬるお「それくらいならやってやるさ」

 

に「あぁ・・・いいよぉ・・・!」

 

ほへと「にぃちゃんが喘いでる」

 

ちりぬるお「変な声出すな!」

 

に「にぃは・・・王様だよ・・・命令は絶対・・・ああん・・・」

 

ほへと「こっ これが王様ゲームか・・・こいつぁやばいもんに手を出しちまったぜ・・・」

 

いろは「王様という権限を得るだけで人はこうもダメになってしまう恐ろしいゲームよ・・・!」

 

ほへと「僕も次期の王になる!ということで次はないの?」

 

いろは「んー次もほしいよね」

 

に「ダメ・・・にぃはずっと王様・・・!」

 

ほへと「調子乗ってるよにぃちゃん」

 

いろは「はい!たった今にぃちゃん王国は大革命のせいで崩壊しました!」

 

に「えっ・・・!?」

 

ちりぬるお「大革命!?」

 

いろは「ということで次の王様を決めよう!」

 

に「なら次も・・・」

 

いろは「にぃちゃんは歴史的にもう死んでるから参加できませーん!」

 

に「ひどい!」

 

ちりぬるお「歴史的に死んでるってどういうことだよ・・・」

 

いろは「はいラウンド2!もっかいくじ引いて!」

 

ちりぬるお「ぐっ・・・またはずれ・・・」

 

ほへと「よしっ当たった!」

 

いろは「私が引く前に当たり引かないでよ!」

 

ほへと「これで僕が王様だ!何をしようかな・・・」

 

ちりぬるお「過激なのは駄目だかんなー」

 

ほへと「よし!天下統一しに行こう!」

 

ちりぬるお「無理に決まってんだろ!」

 

いろは「ほへと王は国民に無理な請求をしたため批判の嵐・・・ほへとは静かに王の座から身を引いた・・・」

 

ほへと「勝手に語んないで!」

 

いろは「んじゃラウンド3!くじは二つ!」

 

ほへと「僕の王様もう終わりなの!?」

 

ちりぬるお「3回連続で外れた・・・」

 

いろは「やっと私の王様ね!ぬるお!貴様に裁きを下す!」

 

ちりぬるお「おまえもか!?」

 

いろは「私たちの絵を描きなさい!」

 

ちりぬるお「しかもいろはっぽくない!」

 

いろは「私っぽいってなに!?」

 

ほへと「もっとどす黒くてやばい命令だすよね いつものいろはなら」

 

に「ねー・・・」

 

いろは「歴史的に死んだ人は黙ってて!」

 

に「ひどい・・・」

 

ほへと「僕も死んだ扱いなんだ・・・」

 

いろは「絵を描いてほしい理由はひとつ!私の美貌が言葉だけでは伝わりにくいということ!」

 

ちりぬるお「微妙にメタり始めたよ」

 

いろは「だからぬるお!あなたには私を描く禊をやってもらう!」

 

ちりぬるお「禊て・・・てかなんで俺なんだ!?自分で描けばいいだろ!」

 

いろは「ペン持ったことなーい」

 

ちりぬるお「・・・ほへとは?」

 

ほへと「ペン?知らない子だね」

 

ちりぬるお「お前もか・・・にぃならいつも本読んでるしこういうの得意だろ!」

 

に「読む専・・・」

 

ちりぬるお「お前らなぁ・・・」

 

いろは「ということでお願いね!」

 

ちりぬるお「ぐっ・・・次の王様は俺だよな・・・?」

 

いろは「まーそうだね」

 

ほへと「過激なのは駄目だよー」

 

に「よー・・・」

 

ちりぬるお「じゃあお前ら!ソファーの横でしばらく話してろ!その間にぱぱっと描いてやる!」

 

いろは「おお!のりきじゃん!」

 

に「過激な王様・・・いなかった・・・」

 

ほへと「強いて言えばにぃちゃんが過激だったよ・・・」

 

いろは「じゃあぬるおが描き終わるまでもう一周王様ゲームしてよっか!」

 

に「いいね・・・!」

 

ほへと「次は世界征服だ!」

 

 

 

1時間後・・・

 

 

ちりぬるお「よし描けた!」

 

に「あっ・・・ん・・・」

 

ほへと「お客さんこってますねー 胸のせいですかねー」

 

に「そう・・・かな・・・」

 

いろは「にぃちゃんめ・・・おっぱいだけ残して消してやろうか・・・」

 

ちりぬるお「物騒な話しない!いろはの欲しかったもん描けたぞ」

 

いろは「おっぱい!?」

 

ちりぬるお「んなわけあるか!!」

 

ほへと「まーまー ないほうもいいと思うよ」

 

いろは「ほへとは跡形もなく消す」

 

ほへと「なんで!?」

 

に「どう・・・絵は・・・?」

 

ちりぬるお「やっとこっちに興味持ってくれたか・・・こんな感じになりました」

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いろは「おお!一応私たちだ!」

 

ちりぬるお「一応とはなんだ一応とは!」

 

に「そこまで・・・上手くは・・・」

 

ちりぬるお「そうだよ!これが実力だよ!」

 

ほへと「涙拭こうよ」

 

いろは「でも私の美貌はどこー?」

 

ちりぬるお「描きようがねぇだろ!俺たち皆同じ感じだし!」

 

に「にぃの・・・胸・・・」

 

ちりぬるお「勘弁してくださいそこまで描けません」

 

に「むー・・・」

 

ほへと「てかこれじゃ誰が誰だかわかんないよね」

 

いろは「確かに」

 

ちりぬるお「それも表現しようがねぇだろ」

 

ほへと「ちょっと絵貸して」

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ほへと「こうすればいい!」

 

ちりぬるお「てかよくわかったな!?」

 

ほへと「にぃちゃんはソファーに寄っかかってたし 僕はあぐらかいてたし」

 

ちりぬるお「そうすりゃわかるか」

 

いろは「でもこれで私たちがどんな姿してるか読んでる人に伝わるね!」

 

ちりぬるお「メタってくねー」

 

いろは「んじゃ!王様ゲームの続きしよっか!」

 

ちりぬるお「ハマってるな・・・」