wohurのブログ

深いこと考えず喋る四人の会話をお送りします

君人について

いろは「さて日にち跨いだ事だし!もう招き入れていいよ!」

 

ちりぬるお「一日外にいたアイツも相当暇だったんだな・・・」

 

ほへと「うわ・・・でもどうしよう・・・最初の出会いって重要だし・・・」

 

いろは「でもあえてここはいつも通りにいこう!」

 

ちりぬるお「相当個性的な奴等だけど驚くなよ?」

 

???「意外と中真っ白なんだな・・・」

 

いろは「久々の人間だぁ!!」

 

ほへと「新鮮な肉のおでましだぁ!!」

 

ちりぬるお「いつも通りじゃねえじゃん!!」

 

 

いろは「はい!ぬるおに一発殴られた所で自己紹介をどうぞ!」

 

ほへと「お父さんにもぶたれたことなかったのに・・・」

 

???「お前も子供に対して殴るこたぁないだろ・・・てかぬるおって?」

 

ちりぬるお「俺の事だけどさ・・・あんまりそれに対しては突っ込むな こいつらに自己紹介するんだろ?」

 

???「恥ずかしいんだ ゲームとかで考えたかっこいいオリジナルネームを他人に言われる感じだろ? わかるぜー」

 

ちりぬるお「うるせぇ!!」

 

いろは「うわ・・・ぬるおが楽しそう・・・」

 

ほへと「顔赤らめながら突っ込んでるよ・・・」

 

ちりぬるお「お前らも引いてんじゃねえ!!」

 

いろは「でも名前は早く言ってほしいな!いつまでも???って名前じゃなんかやだ!」

 

???「???って俺の事?名前がわかんなくたってお喋り位なら出来るだろ?」

 

いろは「喰うぞ人間!」

 

君人「なんだその脅迫 俺は君人ってんだ お前らは?」

 

ほへと「漢字の人間だ!」

 

いろは「左側を見ればわかるよ!」

 

君人「さっきから???とか左側とか こいつ等には何が見えてんだぬるお?」

 

ちりぬるお「お前にその名前で呼ばれるのやだわー・・・」

 

君人「じゃあ本名で呼んでやろうか!」

 

ちりぬるお「それはやめて・・・冗談抜きで・・・」

 

君人「急に弱気になるなぁ」

 

いろは「はいはーい!君人さんは!ぬるおとどういった出会いをしたのですか!」

 

君人「出会いかー あれはそう・・・出会い系で・・・」

 

ちりぬるお「嘘つくな!!そういう出会いじゃねえだろ俺ら!!」

 

君人「でもそういう仲だろ?俺ら」

 

いろは「ああ・・・二人ってそういう・・・」

 

ほへと「うわぁ・・・」

 

ちりぬるお「ほれ見ろ引いてるじゃねえか!!」

 

君人「わりぃわりぃ!ははっ!」

 

ほへと「突っ込まれて笑う心の余裕さ・・・こやつ只者ではないっ!」

 

君人「ただのぬるおの親友だよ それもイケメンのな!」

 

いろは「あぁ・・・意外とそういうキャラ・・・」

 

君人「まあそう引くな 君は声的にも女の子だろ?」

 

いろは「いろはという名前は女子にしか似合わぬ!」

 

君人「いろはって言うんだ君!」

 

いろは「左側見ればわかるって!」

 

ほへと「じゃあ僕は!?」

 

君人「女の子だろ?声高いし」

 

ほへと「声変わりしてなくて悪かったね!」

 

君人「男の子か!こりゃすまんな!」

 

ちりぬるお「すげえな・・・てるてる坊主みたいな格好した奴等に初対面で冷静に喋ってやがる・・・」

 

君人「人は見た目じゃないからな!」

 

ほへと「よっ!かっこいい!」

 

いろは「色男!食べてみたい!」

 

君人「子供の癖に肉食系だねぇ でもそういうのはもう少し大人になってからな?」

 

いろは「何言ってんのこの変態 物理的に食べちゃうよ?」

 

君人「面白い冗談だね!」

 

ちりぬるお「いろはなら普通に食べるんだよな・・・」

 

君人「なんだって?」

 

ほへと「食べたいなら僕の腕をお食べ!」

 

いろは「仕方ないな・・・がぶっ!」

 

君人「子供同士でじゃれあってる!微笑ましい光景だね!」

 

いろは「ぶちっと!」

 

ぼとっ

 

君人「へ?」

 

ほへと「落としちゃ勿体無いよ?」

 

君人「今・・・男の子の腕が・・・」

 

いろは「3秒ルールで喰らいつく!」

 

ちりぬるお「まあ・・・これがこいつ等の日常だ」

 

君人「男の子の方は!?大丈夫なのかい!?」

 

ほへと「大丈夫かと訊かれたらこう歌うよ!『ちゃーらーへっちゃらー』!そしてニョキっと!」

 

君人「腕が生えた!?」

 

いろは「ピッコロの如く!」

 

君人「えっと・・・つまり君はピッコロなのかい?」

 

ほへと「んなわけあるか!僕はほへと!声変わりの遅いほへとだよ!」

 

ちりぬるお「そこ根に持ってるんだ・・・」

 

君人「まぁ一旦落ち着こう!そして見えてきた!『いろは』と『ほへと』と『ぬるお』・・・この流れなら間に『ちり』が居るな!もう一人女の子が居ると聞いてたからその子の名前は『ちり』だろ!」

 

ちりぬるお「すげぇ・・・目の前のありえない事を受け入れながら推理まで始めた・・・」

 

君人「モテる男はここが違うんだよ」

 

ちりぬるお「そしてナルシと来た」

 

ほへと「でもその推理は間違ってるよ!」

 

君人「なんだねほへと君 僕の完璧な推理に茶々を入れる気かい?」

 

ほへと「茶々も何も!ちりって名前じゃなんか辛そうでしょ!」

 

君人「は・・・確かに・・・!」

 

ちりぬるお「確かにか?」

 

ほへと「人間も所詮この程度 これじゃにぃちゃんに殺されるね」

 

君人「に・・・そうか!『に』だけ余ってたのか!俺はなんて愚かな・・・こんなことで殺されるなんて・・・」

 

ちりぬるお「勝手に推理始めて勝手に殺されるなって そういやにぃはどこ行った?」

 

ほへと「そういえば見てないね!」

 

いろは「まあ最近は出番極端に減ってるけど・・・」

 

ちりぬるお「お前らにぃに対してなんかやったのか?」

 

いろは「なんもー?」

 

ほへと「知りませんー?」

 

ちりぬるお「息を合わせて知りませんって言われると怪しいな お前らにぃになんかやったならちゃんと謝れよ?」

 

君人「ふふっ ぬるお・・・お前父親みたいだな」

 

ちりぬるお「一応こいつらの世話係だし 自然とそうなっちゃうのかもな」

 

いろは「童貞のくせにー?」

 

ちりぬるお「だぁっとれぇい!!」

 

いろは「きゃー!」

 

君人「昔のお前からは考えられないほど活き活きしてる まるで良い霊にでも憑かれたみたいにな」

 

ちりぬるお「良い霊ってなんだよ」

 

いろは「気づいてないの?ほら ぬるおの肩に・・・」

 

君人「良い霊が憑いてるなんて冗談だよ 本当に憑いてるわけ・・・へ?」

 

ちりぬるお「なんだよお前ら揃って俺を見て 肩に何か付いてるのか?」

 

君人「手が・・・!」

 

ちりぬるお「手・・・はっ!?」

 

いろは「その手の正体とは!待て!次回!」

 

ちりぬるお(また跨ぐのか)