wohurのブログ

深いこと考えず喋る四人の会話をお送りします

にぃちゃんの過去について 特別編の中編

いろは「さあ唐突に始まったにぃちゃんの過去話!にぃちゃんが語ると思いきや私たちが一切でる幕のない『物語』が始まってしまった!今日の更新もその続きだろうから今!ここで!今日分!喋り尽くす!」

 

ほへと「なにか喋りたいテーマが!」

 

いろは「ない!」

 

ほへと「では引き続きにぃちゃんの話・・・」

 

いろは「の前にひとつだけ!にぃちゃんなんだろうけどなんで名前が『?』になってるのか!」

 

に「まだ・・・にぃがにぃじゃない頃の話だもん・・・」

 

いろは「にぃちゃんがにぃちゃんじゃない頃は無口でもなく普通の女の子だったわけだね!どうして無口になっちゃった!」

 

に「頑張ってたんだよ・・・あの頃は・・・」

 

いろは「若いっていいねー」

 

ちりぬるお「お前らまだ子供だけどな」

 

いろは「さてこの恋愛ドロドロねっちょりになるであろうこの話はどんな結末を迎えるのか!」

 

に「ドロドロねっちょりはしないかな・・・」

 

ほへと「ちなみにこれの書き人は恋愛経験全くない寂しい人だから!ドロドロねっちょり恋愛も全て妄想の話だよ!」

 

ちりぬるお「悲しいメタを言ってやるな・・・」

 

に「だからって・・・ドロドロねっちょり・・・しないってば・・・!」

 

 

先輩「なぁ・・・話があるんだけどさ」

 

?「なんですか?ここってプロポーズをした場所ですけど」

 

先輩「お前に告白された場所に呼び出した理由は・・・お前と逆の事をする為」

 

?「それって・・・」

 

先輩「お前とはこれ以上進展する気がしないんだ もう終わりにしよう」

 

?「え・・・」

 

先輩「こんだけお前を誘っても俺の物になってくれる事はないだろ?」

 

?「だって・・・私達まだ中学生ですよ?早過ぎますって」

 

先輩「ならお前は『遅過ぎ』なんだよ・・・でも俺もお前を捨てるのは心苦しい物がある だから選ばせてやる」

 

?「選ぶ?」

 

先輩「俺をに背を向けて去るか 俺を真正面から受け止めるか」

 

?「話がよくわからな・・・」

 

先輩「前者は!俺との縁を切るということ・・・後者はこの場で俺に襲われるかという事だ」

 

?「襲うって・・・!」

 

先輩「ココって結構有名な場所なんだぜー誰も来ないし お前が最初にココに呼び出した時期待したんだけどな」

 

?「ココは・・・告白すれば叶う場所って・・・」

 

先輩「案外合ってると思うぜー出会って即・・・って話もあるしなーあー興奮してきた 十秒待ってやる そしたら俺はお前となるまで追いかける」

 

?「十秒で・・・決めろって事ですか」

 

先輩「じゅー・・・」

 

?「私は先輩の事が好きです!それは変わらない!」

 

先輩「きゅー・・・」

 

?「大人になるまで待てないのでしょうか!?それなら・・・」

 

先輩「はちー・・・」

 

?「・・・先輩は歪んだ恋心をお持ちのようで そんな先輩なら・・・私は・・・」

 

先輩「ななー・・・」

 

?「先輩・・・さようなら・・・」

 

先輩「ろくー・・・」

 

?「先輩・・・?私は想いを告げましたよ?カウントダウンは終わりにして別れを告げませんか?」

 

先輩「ごー・・・」

 

?「先輩もう・・・怖いです・・・もう私に話しかけないでください!さようなら!」

 

先輩「よー・・・逃げたか 全力で 走って 俺の元から遠ざかってく・・・」

 

先輩(・・・あと三秒数えたら捕まえよう)

 

・・・

 

?(先輩・・・先輩・・・!)

 

友達「おおこんなところで会うなんて・・・ってなんで泣いてるの!?ペットでも死んだ!?」

 

?「うう・・・うわああん・・・」

 

友達「まぁ・・・理由はどうあれ泣くって良い事だから 枯れるまで泣きなさい」

 

?「先輩が・・・うう・・・」

 

友達「先輩と何かあったの?私に話せ・・・」

 

先輩「捕まえた」

 

?「ひっ・・・!?」

 

友達「あっアンタ急に女の子抱きしめて・・・世間じゃ絶対に許されない!」

 

先輩「黙れよ雑魚」

 

友達「へぶっ!?」

 

?「あぁ・・・」

 

先輩「もう離さない・・・もう・・・」

 

?「いっいやっ!!」

 

先輩「まだ逃げるか・・・でももう捕まえたからな」

 

・・・

 

?「はぁっ・・・はぁっ・・・!」

 

?「すー・・・はー・・・ふぅ・・・」

 

?(友達・・・グーで殴られてた・・・あの先輩に・・・優しかった先輩に・・・」

 

ぷるる・・・

 

?(電話・・・)

 

?「・・・もしもし」

 

先輩「繋がったね 良かったーまだ着拒してなかったー」

 

?「せ・・・!?」

 

先輩「ガタン・・・って音がしたかな?携帯を落としたのかな?じゃあ聞こえないかな?聞こえないなら逆に言いやすいや やっぱり俺は君の事が好きだ だから追いかける いつまでも いつまでも」

 

・・・

 

?「眠れなかった・・・昨日の出来事が強烈過ぎて・・・おはよう母さん・・・」

 

母「おはよう 彼氏さんも着てるわよ」

 

先輩「おはよう よく眠れたかな?」

 

?「ぐ・・・!?うぷ・・・」

 

母「どうしたんだい!?吐くならトイレにしとくれよ」

 

先輩「背中さすってあげるよ 行こう」

 

母「優しいのねーあなたならうちの子も任せられるわー」

 

先輩「まだまだですよ まだまだ・・・愛が足りません」

 

母「謙虚ねー」

 

?「夢だよね・・・こんなの・・・」

 

先輩「夢かー 俺は夢を叶えてる途中だよ 君と一緒に・・・」

 

?「ふ・・・っざけんな!!あんたなんかだいっっっキライだ!!」

 

先輩「拒否権は許さないよ 俺が主だ」