wohurのブログ

深いこと考えず喋る四人の会話をお送りします

にぃちゃんの過去について 前編

ほへと「この三日の休日で新たな遊びを考えたよ!その名も『数字しりとり』!」

 

いろは「数字しりとり!どういう遊びなのそれ?」

 

ほへと「数字限定でしりとりする!」

 

いろは「名前の通りだね!」

 

ほへと「さっそくやってみよう!しりと『り』の『り』!」

 

いろは「『り』ね・・・り・・・りから始まる数字・・・」

 

ほへと「ないね!」

 

いろは「遊べなかったね!」

 

 

ほへと「てなわけで!にぃちゃんの話!」

 

に「語んなきゃ駄目かな・・・キャラ的にあまり喋りたくも・・・」

 

いろは「キャラはぶっ壊すもんだよにぃちゃん!ある程度フォローするから語ってみて!」

 

に「いろはなら内容まで壊しそうだけど・・・昔にぃより年上の・・・先輩が居たの・・・」

 

いろは「その先輩はすごくイケメンであーり?にぃちゃんはその先輩に憧れていたーり?」

 

に「そうだけど・・・その話し方ムカつく・・・」

 

いろは「ムカついてたーり?」

 

に「はあ・・・にぃはその先輩と色々あって付き合うことが出来たの・・・」

 

ほへと「元彼がその先輩なわけだ!」

 

いろは「でもその色々って重要じゃない?付き合うまでの過程が恋愛で一番楽しいとこなのに!」

 

ちりぬるお「恋愛未経験者がよく言うよ・・・」

 

に「それも言わなきゃ駄目・・・? 思い出すだけでも誰かを殺したくなるレベルなんだけど・・・」

 

ほへと「それはどういう意味で?その先輩が屑過ぎて?それとも黒歴史的な意味で?」

 

に「どっちも・・・とりあえずほへとはあとで残機没収ね・・・」

 

ほへと「僕の残機残っていればいいな」

 

に「先輩は頭も良くて運動も出来て・・・これはあとから知ったんだけど先輩は校長の息子でお金も持ってたの・・・」

 

ほへと「出来すぎじゃん!出来杉君もびっくりなほどに!」

 

いろは「でも良い方に突出すると悪い方も凄いんだよね?」

 

に「先輩は・・・まるで自分が王様だと言う様に尊大な人だったの・・・」

 

ほへと「そんだい?」

 

いろは「偉そうにしてる人って意味かな」

 

に「どんな人にも上からで・・・表では憧れのカップルって言われてたのに・・・誰も居ない所だと命令しかしてこない・・・一方的なカップルだった・・・」

 

ほへと「カップルなのそれ・・・デートとかはしたんでしょ?」

 

に「デートはしたよ・・・でも買うものは全部先輩が決めてた・・・」

 

いろは「着るものも自分じゃ選ばせてくれなかったんだよねー」

 

に「そう・・・お前はこれを着ろって・・・毎日毎日・・・」

 

ほへと「でも彼氏から服を選んで貰えるって良い事じゃ!」

 

に「時にはメイド・・・時にはバニー・・・時には・・・」

 

ほへと「そ・・・外でその格好ってわけじゃ・・・」

 

に「その格好で手を繋いで・・・笑顔で町を練り歩いてたよ・・・」

 

ほへと「おうふ・・・その先輩の趣味凄いね・・・」

 

に「逆らおうとすれば・・・俺の方が偉いんだぞって・・・」

 

ほへと「えらいってよりえろいよね!」

 

に「その先輩に嫌気が差して・・・何も言わずに遠のくようにしたの・・・」

 

ほへと「別れの言葉も言わずに逃げたんだ」

 

に「でも王様の先輩はそれを許してくれなかった・・・続きは次回でいい・・・?」

 

ほへと「えーそっからが本題じゃん」

 

に「だって・・・ぬるおが話を聞いてくれてないんだもん・・・」

 

ちりぬるお「えっ・・・ああ悪い悪い 別に話を続けてくれてもいいんだぞ」

 

に「それ所じゃないでしょ・・・」

 

いろは「ぬるお携帯落っことしたんだって!」

 

ほへと「携帯落としたんだ!だからしょげてたんだ!」

 

ちりぬるお「初めて落としたしよ・・・中には良い子に見せられないような画像だって・・・」

 

いろは「実はその画像を失ったのが一番ショックなんじゃないの?」

 

ちりぬるお「・・・」

 

いろは「黙んないでよ・・・冗談で言ったのに・・・」