wohurのブログ

深いこと考えず喋る四人の会話をお送りします

ネットの怖さについて 前編

ほへと「若干だけど憧れはするよねー」

 

いろは「なにが?」

 

ほへと「生主って」

 

いろは「死ぬような奴に出来るわけないじゃん!」

 

ちりぬるお「この流れ前もやったよな!!」

 

 

ほへと「死ぬ程でもないけどチャレンジしてみたくない?」

 

いろは「プライバシーの侵害だよ!顔出しはNG!」

 

ちりぬるお「俺等元から顔隠してるけど!?」

 

いろは「そもそも!生主ってマスクつけてる人多いでしょ?何でか知ってる?」

 

ほへと「下半分を隠すためでしょ?顔全体見せて友達とかにばれるのが嫌なんでしょ」

 

いろは「ぶぶー!少なくとも私的にははずれ!」

 

ちりぬるお「世間的には当たりなんだろな」

 

いろは「答えは!大事なものを隠すため!」

 

ほへと「大事なもの?」

 

いろは「それは・・・ある夜のお話・・・」

 

ほへと「何か始まった!」

 

ちりぬるお「この流れで!?」

 

いろは「夜道を歩く男 そこへ面積の異様に長いマスクをつけた綺麗な女性が声をかける」

 

ちりぬるお「何の話だこれ・・・」

 

いろは「『お兄さん 私綺麗?』 女性はそう声をかけたの」

 

ほへと「綺麗な女性はナルシストなんだね」

 

ちりぬるお「綺麗な女性って紹介されてたもんな」

 

いろは「男は『は・・・はいぃ・・・そう・・・です・・・』」

 

ほへと「コミュ症!」

 

ちりぬるお「急に女性に話しかけられたらそうなるなぁ」

 

いろは「女性はマスクをはずし『これでもか!』と叫びました マスクをはずした女性の口は酷く裂け 綺麗な女性とはとても言えず しかしブサイクではない 中途半端な女性になりました」

 

ほへと「中途半端ってことは別に怖くないんだね!」

 

いろは「男はびびりました」

 

ちりぬるお「そりゃ口裂け女が出てきたらびびるだろうな」

 

いろは「男は今まで女性と会話したことがありませんでした」

 

ちりぬるお「あれ?」

 

いろは「『ありがとう・・・ありがとうございます・・・』会話に慣れない男はひたすら感謝しましたとさ めでたしめでたし」

 

ちりぬるお「何の話だ!?」

 

いろは「それはさておき!」

 

ちりぬるお「置くな!!気になる!!」

 

いろは「ネットで!マスクつけて顔出ししてる女性!口裂け女説!」

 

ほへと「いえーい!」

 

ちりぬるお「酷い説!!バラエティみたいなノリでやるもんじゃない!!」

 

いろは「今まさに!この社会はネットに進出しつつあります!」

 

ほへと「どんな仕事にもPCやタブレットが必要になってきたよね!」

 

ちりぬるお「お前らにしては真面目な事言い始めたな・・・」

 

いろは「それは私たちだけでなく!私たちと共に広まっていく怪談もまた!ネット社会に進出して来てるのです!」

 

ほへと「なんだってー!」

 

ちりぬるお「いやないない ネット社会で怪談なんてあるわけないだろ」

 

いろは「そんなあなたに!赤い部屋というものを!」

 

ちりぬるお「なにそれ?」

 

いろは「その赤い部屋のフラッシュ・・・動画的なものをにぃちゃんに見せてみましょう!」

 

ほへと「にぃちゃん居たんだね」

 

に「居たけど・・・なにそのフリ・・・」

 

いろは「いいからいいから!」

 

に「えー・・・」

 

にぃちゃん閲覧中・・・

 

に「つまり・・・その広告・・・みたいなものを何回も消したら死ぬってこと・・・?」

 

いろは「まあそんな感じだね!」

 

ちりぬるお「ネットにもそういうのあるんだな・・・」

 

に「へー・・・まあそんなのただの作り物・・・」

 

あなたは 好きですか?

 

に「!?」

 

いろは「にぃちゃん!凄いスピードでぬるおの後ろに!」

 

に「やだ・・・死にたくない・・・!!」

 

ちりぬるお「にぃは怖いの駄目だもんなー」

 

に「やだ・・・いろはキライ・・・」

 

いろは「でもなんだかんだでやってくれるにぃちゃん!私は好きだよ!」

 

に「うう・・・」

 

いろは「照れてる照れてる!」

 

ちりぬるお「照れるのはいいから!その広告的なのどうすんだ!」

 

いろは「死んでもノーダメージの人が居るでしょ?」

 

ちりぬるお「居たな そういえば」

 

ほへと「誰だろね!」

 

に「早く・・・死ね・・・!」

 

ほへと「僕だよねーやっぱり 骨は拾ってね!」

 

いろは「任せて!」

 

ほへと「これを消しまくればいいんでしょ?」

 

あなたは  あなたは  あな  あな  あ  あ

 

ほへと「言わせない!消えるがいい!」

 

いろは「ほへと頼もしい!」

 

ちりぬるお「頼もしいのか・・・これ」

 

あ  あ  あ  あなたは 赤い部屋 が好きですか?

 

ほへと「出た!成し遂げたぜ!」

 

いろは「して結果は!?」

 

ほへと「下から何か画面が!」

 

ちりぬるお「マジで!?」

 

コンピューターが遅くなっています

 

ほへと「ウイルスソフトォ!!」

 

いろは「びびった・・・本当に何か来るのかと・・・」

 

に「じゃあ・・・嘘ってこと・・・?」

 

ほへと「まあそういうことじゃない?たかがネットの・・・」

 

に「・・・」

 

ゴキッ

 

ほへと「にぃちゃん 僕まだ生きてたのに」

 

に「骨は拾ったよ・・・」

 

いろは「ほへとが死んだ!赤い部屋は本当にあったんだ!」

 

ちりぬるお「いやもう・・・いつもどおりだよな!!お前ら!!」

 

いろは「ほへとが死んだからこの続きは次回ね」

 

ちりぬるお「話跨ぐの!?」